頑張れ、世界に通用する日本の町工場!



iPodの背面にある鏡面仕上げのステンレスカバーを磨いているのは、
「小林研業」っていう洋食器等の金属加工の地場産業で有名な
新潟県燕市近郊の小さな町工場だったらしい。
参考リンク
わずか、従業員5人の小さな会社が
全てのiPodの背面ステンレスカバーを研いているってのに驚き。
さらに、あそこまでクオリティーの高い研磨技術は
世界中どこを探しても、この「小林研業」以外に無いらしい。
いやぁ、どんなにお金をかけても
職人の腕にはかなわないって事なんだろうねぇ……。


ところで、場所は変わって東京都墨田区東向島
携帯電話等の薄型バッテリーを生産する為の金型を
「深絞り」っていう技術で量産化にこぎつけたり、
刺しても痛みの感じない注射器を開発した「岡野工業」も非常に有名*1
(参考リンク1岡野工業について)
(参考リンク2:純チタンの「深絞り」)
この会社も従業員6人に対して、何と年商6億円。儲かってんなぁ……。(笑)


まぁ、その他にもいろいろと有名な町工場はたくさんあるだろうけど、
こういう世界に誇れる職人技術が日本にはたくさんあるんだから
まだまだ日本の中小企業も捨てたもんじゃないと思うよ。



*1:この「岡野工業」は、それ以外にも燃料電池ケース、マイク金網、光ファイバーコネクタ等々、今までは不可能と思われてた微細加工技術を次々と開発してるらしい。