最近のアメリカは「ジャイアン」以上だよなぁ……



イラク記事買収問題、米補佐官は事実なら中止を約束」
参考リンク
なんだかなぁ……。
高校の頃まで自分の中では
「世界で最も自由で民主主義な国」だと思っていたけれど、
どうも最近のこの国を見ていると、そうは思えないんだよなぁ……。


二酸化炭素排出削減を目的とした京都議定書から離脱、
大義無きイラク戦争(大量破壊兵器は未だ見つからず)、
日本が狂牛病の全頭検査を要求すれば
逆に「経済制裁」や「WTO提訴」をちらつかせ、
レーガノミックス」再政策により
クリントン時代にせっかく回復させた財政赤字を悪化させ
双子の赤字」でますます泥沼にはまるばかり……。


ほんっと最近この国、あんまり良いイメージが無いような気がするなぁ……。
何だか、明らかに右よりな思考で物事判断してないか?
そりゃ、「自分の国に利益を誘導する」ってのはわかるけど、
あまりにも他の国の事や世界の事情を考えてないような気がするんだよね。
「世界はあなたを中心に回っているわけじゃないのよ!」
俺が憧れてたアメリカは、今のようなアメリカではなかったんだけどなぁ……。


まぁでも、右傾化ってのはアメリカだけじゃなく
ヨーロッパ各国で右翼政党が躍進してるからなぁ……。
ちょっと有名な国をあげてみるとこんな感じ。

フランス:前回(2002年)の大統領選で、極右政党「国民戦線」のルペン党首がシラク現大統領と一騎打ち。(一回目の投票で2人が残った)

ドイツ:ネオナチが支持する極右政党の「ドイツ国家民主党」と「ドイツ国民連合」が地方議会で躍進。2006年には、国政選挙での議席獲得する勢い。

ノルウェー:前回(2005年9月)の総選挙で極右の進歩党が全議席数22%の議席数を得て第2党になる。

ベルギー:前回(2003年)の総選挙で極右政党のVlaams Blok(フラームスブロック)が、上院下院の全議席の10%強の議席数を獲得。

主なところをあげれば、こんな感じ。
ただ、オランダやオーストリアみたく
すでに極右政党が下火になっている国もあるので、
単なる一時的なトレンドだっただけかもしれない。


さてさて、日本やアメリカはこれからどうなることやら。