絵本で「北方領土」学ぶ 根室の小学校



参考リンク
短い記事ではあるけれど、いろいろと重要な事を示唆する内容だよね。

語り手:「北方領土はどこの国だと思いますか」
小学生:「外国!」

思わずこのやりとりに、いろいろと考えさせられる。
多分、根室の小学生じゃなく
東京の小学生も同じような事を言うんじゃないのかな?
(あるいは、そもそも北方領土なんて言葉を知らないか?(笑))


さてさて、先月プーチン大統領の訪日があったけれど
結局、北方領土に関しては何も進展せず。
それどころか、北方領土がロシア主権下にあることを前提に
歯舞と色丹2島の引き渡し交渉を始めようと、下交渉が行われたとの事。
当然こんな条件、日本政府が納得するはずもなく
今や北方領土問題は完全な袋小路にはまっている状態……。
(最近の北方領土問題の変遷はここ。)


いずれにしても、根室や北海道東端に住んでいれば天気の良い日は
歯舞諸島国後島が見えるらしい。
根室からわずか30〜40km先で船を使ってすぐに行けて、
祖父母や曽祖父母がかつて住んでいて先祖の墓地もある場所なのにねぇ。
まぁロシアの場合、領土でもめているのは北方領土だけじゃなく
チェチェンや中国との問題もあるので
北方領土だけ特別扱いできるわけでもないだろうけど、
いつの日か日本の小学生全員が

語り手:「北方領土はどこの国だと思いますか」
小学生:「日本!」

と、何も問題なく当然のように言える日が来ればいいのだが。