ナスカ地上絵:衛星データで分布図作成へ 山形大助教授ら



参考リンク
まぁ一応学術研究って事なんだろうけど、
ナスカの地上絵の分布図作成って面白そうだよなぁ……。
仕事っていうよりは、趣味で頑張れそうな感じじゃない?!(笑)


さてこの研究では、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発して
今週の19日に打ち上げが予定されている陸域観測技術衛星
H-2Aロケット8号機(ALOS)、通称「だいち」を使用するとの事。
参考ムービー


この「だいち」、2つの光学センサーと1つの合成開口レーダー
「PRISM」「AVNIR-2」「PALSAR」を搭載した
非常に大規模な人工衛星なんだよね。
このご時世、もし打ち上げ成功しなかった場合は
いろいろとマスコミから叩かれてしまったり
JAXAの方も財政難だったりするので、
これだけ大きい人工衛星プロジェクトってのは
しばらく出てこないんじゃないかな?


さて、この「だいち」に課せられた大きな課題としては

  • 地図作成
  • 地域観測
  • 災害状況把握
  • 資源調査

等々が予定されている。
「だいち」の観測範囲は、日本だけじゃなく全世界であるので
全球地図の作成とか、世界の大規模災害把握(例:スマトラ地震,アメリカの水害)、
等々、日本人だけじゃなく外国の方からも期待されているらしい。
もちろん、他の人工衛星なんかに比べると非常に撮影コストが安いために
物価の安い国の人にとっては、非常にありがたいんじゃないかな。


是非とも、打ち上げに成功して欲しいものである。