2003年の国Ⅰ官庁訪問日記「第3話」



2003年6月1日(日) 〜国Ⅰの2次試験〜
まぐれでも、国Ⅰの1次試験をパスしてしまったので
もう後には引けなくなってしまった……。(泣)
久しぶりに受験勉強を本気にやってみる。
2次試験は、専門筆記、論文試験、面接だったので
(ただし、面接はこの日ではなく後日(6月16日))
専門筆記に絞り、ひたすら「通信工学」の
変調方式について勉強をする。
これで、変調に関する問題が出なかったら泣くぞ!(笑)


で実際、変調の問題は出なかったよ!(泣)
とりあえず、デジタル回路の問題が出たのでこれを解く。
うんうん、この問題は何とか大丈夫だ!
あと1問解かなくてはいけないんだけど(2問選択なので)
信号処理の問題を解く。
これもデジタル回路同様、全部解けた!
あれ?ひょっとして、全問解けちゃったのか?!
正解してるかどうかはわからないけど
とりあえず白紙で提出することにはならなかった。
何せ俺の場合は、1次試験をギリギリで通っているので
2次試験で取り返さないと絶対落ちるもんなぁ……。
と不安になりつつ、午後の論文試験へ。


一方、午後の論文試験はきつかった……。
「科学的な証拠が不確実性を含んでいるために
 専門家でもすぐに正しい答えを
 出せないと思われる科学技術をあげ、
 不確実性を含んだ科学的な証拠を
 扱うときにどうしたらよいか?」
いやぁこんな問題に慣れてないし
どう書いていいかもわからないけど、適当に書いたよ。(笑)
正直、論文試験は失敗したなぁって思った。
大体自分のあげた例が、「携帯の電磁波は本当に無害なのか?」
だったんだけど、よくよく考えたらこれって
どっかの宗教団体と同じ事を主張してるわけじゃん?(笑)


論文が失敗したことで、合格がまた遠のいたなぁ……。
一応、面接試験にも行くけどさぁ……。
ってな感じで、再び諦めモードに入る。
はぁ、俺にはもう取りこぼしは許されないってのに。


→第4話〜面接試験〜に続く!