2003年の国Ⅰ官庁訪問日記「第13話」



2003年6月30日(月)〜官庁訪問6日目〜
前回の6月24日のFの官庁訪問
あんまり良い感じの面接ができなかったんだけど
「とりあえず二次合格したら、27日(金)か30日(月)に来てくれ。」
と言われてたので、俺は30日を選択していた。


この日も、官庁訪問者はまず一箇所に集められる。
全部で6人いたけど、このうち5人は今日始めて訪問しに来た人らしい。
この日も、業務説明→個別面接みたいな流れみたいだが
俺はすでに前回の官庁訪問で業務説明を受けているので
いきなり面接をすることになった。
今度は課長&課長補佐との面接ではなく、部長との面接。
偉い人が出てくるってことは、基本的には良い傾向なんだろうけど
内々定が確定するわけではない。
面接自体は、わりと無難にこなせたような気がする。
とりあえず「もしご縁があったら連絡いたします」との事。
あれ?ひょっとして、Fはこれが最終面接?
内々定解禁日は、7月4日だよ?まだ面接するんじゃないの?
……はっ、まさかこれで切られたんじゃ?!


持ち駒がどんどん減っていくっていうのは
あまり良い気分じゃないけど、これが現実だ。
2次合格しても、確実にどこかの官庁から内々定がもらえるわけではない。
だからと言って、俺は新しい場所に官庁訪問することはしない。
興味のあるA庁、B庁、C省、F。この4つ以外は考えないことにする。
まだこの時点で、B庁とC省からの連絡はない。
A庁は、7月4日に面接が入っているので
明日の予定がまったくなくなってしまった。
……明日から俺、何をすればいいんだろう?(笑)


→第14話〜最終回〜に続く!