業界を揺るがすニュースが2つキタ〜!



とりあえず、こっちから行ってみようか!
DOCOMO、月額3,900円の定額制サービスを6月1日スタート」
参考リンク
ついに、DOCOMOAU追撃が始まった!
AUパケット通信定額サービスを先行されていたDOCOMO
6月1日からパケット通信を定額にするらしい。
俺の日記にも書いていたが(参考リンク)
以前からDOCOMOも「パケット通信定額制」を匂わせていたんだよねぇ〜。


おそらく、現在のAUが調子の良いのは

の2つに代表される「値段の安さ」が
主な要因になっているのは、異論がないであろう。
DOCOMOパケット通信定額制によって
AUの純増数を止めることができるんだろうか?
6月の3G携帯電話契約数の純増数が、今から楽しみである。
万が一、ここでDOCOMOが取り返せないと
しばらくAUの一人勝が続きそうな気も……。


さて、ここで一つDOCOMOにいちゃもんをつけたい。
このパケット通信定額制、FOMAプラン67、FOMAプラン100、FOMAプラン150
の3つのプランでしか、付けることはできないらしい。
ってことは、パケット通信定額にするためには、
最低で、6700+3980=10680円かかるってことだよな?
(i-mode契約料とかは含まず)
さすがに、ちょっと高すぎない?
AUの場合は、最低で8100円でしょ?
もうちょっと、安いプランを用意しないと
なかなかユーザが付いていかないような気がするんだよねぇ。
あと、AUパケット通信定額制と同時に「EZチャンネル」っていって
短時間の番組配信サービスを始めたけど、DOCOMOは何かやらないの?
パケット通信定額制だけだと、パケ死してるユーザを救うだけで
新規ユーザの獲得にならないじゃん?
儲けを考えるなら、新たな需要を喚起しないといけないんじゃないかと
俺なんかは思うんだけどな。


でも、DOCOMOも大変だよなぁ。
ただでさえ、ユーザが多くて通信帯域が残ってないのに
パケット通信定額制なんかをやることになってさ。
本当に大丈夫なんだろうか?
パケット通信定額制を導入した途端に、通信速度がPDC並みに落ちた。」
なんてことにならなきゃいいけど……。


もう一つ、注目したいのはVodafoneの動向だ。
DOCOMOに引き続いて、Vodaも定額制やるのか?
(といっても、Vodaは今の段階でまだ3G端末が1つしかないけどさ。(笑))
Vodaの場合は、他の2社と比べて、
完全に3Gに乗り遅れちゃったからなぁ……。
Vodaは会社の方針で、3Gに興味があんまりないみたいだし
俺的には、定額制はやらないんじゃないかと思ってるんだけど……。
いずれにしても、Vodaはまず3G端末の拡充をお願いします。
(あとV901SHを早く発表して!)




つづいて、このニュース!
地上デジタルの携帯端末向けフォーマットが「AVC/H.264」に決定 」
参考リンク
ようやく、デジタルTV付きの携帯電話登場へのメドが付いたかぁ……。
今まで、番組配信のための音声・映像圧縮特許料でもめてたんだけど
ようやく特許料に関する問題も基本合意できたみたい。
携帯電話端末、そのものも来年には登場するってさ。
すっげぇ楽しみだなぁ……。


ただ俺の心配は、以下の2点。

  • バッテリーのもちはどうか
  • 特許料の支払いは、誰が負担するのか

ってことかな?
どこの携帯電話とは言わないけど、
「アナログTV搭載したけど、
 1時間も番組を見たらバッテリーがすっからかん」
じゃ話にならないしなぁ……。(笑)
贅沢を言うと、外部メモリに録画や録音ができるようになると
すごい嬉しいんだが……。
(その録画や録音したものを、着うたにできると文句なし!)
特許料に支払いは、やっぱユーザに帰ってくるのかな?
一応、「表向きにはユーザに直接課金はしない」って言ってるけど
間違いなく端末そのものの値段は上がるだろうしねぇ……。
個人的な希望だけど、新規契約で3万円ぐらいで抑えて欲しいな……。


さて、問題はデジタルTV搭載後の携帯電話業界のロードマップだな。
とりあえず、大きな山をクリアできるメドはついた。
次なる山が非常に気になる。
FeliCaは当然のことだけど、
有機ELデジタルラジオ、各種映像・音楽圧縮方式に対する再生機能、
端末自体のブラウザの表現能力の改善(FLASHSVG Tiny)、無線LAN……。
とりあえず並べてみたけど(もう実現しているものもあるが)、
「山」っていえるものでもないよなぁ……。
しいて言うなら、外人との会話における自動翻訳とかか?
でも、これもあと数年で実現できるんでしょ?
参考リンク
いやぁ、ほんっとドラえもんの世界だよなぁ……。