光の反射・屈折、常識破る「横ずれ」も



参考リンク
へぇ〜、光って進行方向とは直交する方向に横ズレおこすんだ。
こりゃまた大発見!
素粒子とか純粋数学の発見とは違って、
この発見は、上記の参考リンクの画像を見れば
普通の一般人にもすぐにイメージできるよね。


どうやら、この横ズレの原因は光子の「スピン」にあるらしい。
俺も大学の時の「物理学」だったか「化学」で、
この「スピン」に関して勉強したはずなんだけど
当時はちんぷんかんぷんでまったくわからなかった記憶がある。
(いや、っていうか今もよくわからないのだが……(笑))
まぁ平たく書くと、世の中のすべての粒子は(例えば電子や光子や素粒子等々)、
ある角運動量のもとで自転しながらそこらじゅうを運動している。
その自転運動の事を「スピン」って呼ぶんだけど
この「スピン」ってのは、かなり奥が深くておもしろいんだよな。


(*ここからはおそらくすごくつまらない話なので、どうぞ飛ばしてください。)
高校の時に化学で受験した人ならわかると思うけど
「不対電子」ってあったじゃん?
あの不対電子って、つまるところこの「スピン」で説明ができるんだよ。
基本的に、2個の電子で共有電子対になるんだけど
あれは2個の電子が原子核の周りを、
ある同一軌道上で回っているって事なんだよね。
ただし2個の電子が原子核を同一軌道上で回るためには、
「それぞれ逆向きのスピンを持つ」っていう条件を満たしてないといけない。
非常におもしろいのは、2個の電子AとBが
お互い反対方向ならどっち向きのスピンを持っていても良いので
安定した状態が、2種類あることになる。
……(Aが正方向自転,Bが逆方向自転)あるいは(A逆,B正)……
基本的に、こういう逆向きのスピン対で1個状態ができるのは
電子や陽子や中性子の大きな特徴なんだけど
光子の場合、ある状態に対して
電子のように2個といわず何個でも入る事ができる。
これが、「粒子」と「波」の本質的な違いになっているらしい。
自分の過去の記憶を頼りに書いてるんだけど、
思わず自分で「へぇ〜」とか言ってるし。(笑)


さてさて、話を元に戻そう。
っていうか、こういうニュースを見てると
ひょっとするとまだまだ身近な大発見って
たくさんありそうな気がするよなぁ……。
身近かどうかわかんないけど、去年のニュースで
こんなのもあったよな。
まぁ何にせよ、「常識を覆す」ってのは
自分がやるわけじゃないにしろ「おぉ、すげぇ!」と興奮するよねぇ。
それが「政治」とか「歴史」とか人為的要素が絡むわけじゃなく
純粋な「科学」だとなおさらおもしろいんだよなぁ……。