医者はどこに・病院はどこへ



参考リンク
これは、岩手の話みたいなんだけど
国民の健康を守る病院等の医療施設って、確かにつぶれると困るよなぁ……。
「民間にできる事は民間に」という小泉さんの基本方針で
国立病院も今年の4月から独立法人化されたし、
参考リンクにあるような公立の病院も、存続の帰路に立っている。


釜石市の場合は、全盛期の人口9万人から
4万6千人(平成12年現在)まで減少してしまった。
その一方で当時から病院の数は変わっていないんだから
そりゃ、経営状態の良いわけがないであろう。
確かに最終的に、県立釜石病院釜石市民病院の二つの公立病院を
どうするかっていうのは大事な問題だと思うんだけど、
記事を見る限り「統廃合」ありきな書き方をしてるのが気になる。
やっぱ、それしか道はないのだろうか?
もし俺が市長で、赤字を垂れ流し続ける病院にそれでも市民が
「つぶさないで」と言うのなら、市民税の増税を提案するけどなぁ。(笑)


こういう事例を見ていると、やはりどこか一箇所に居住地域を定めて
強制引越をさせるのはどうかと思えてしまう。
(シムシティに出てきたアルコみたく?)
その方が税金の有効利用になるし、公平なサービスを享受できるんじゃない?


しかしながら、こういう状況なのに釜石の私立の病院は、
つぶれずに頑張っているんでしょ?
公立の病院とは、経営形態が多少異なるかもしれないけど
おそらく経営改善させるために、いろいろと手を打っているんだろうな。
公立の病院の場合は、職員は公務員になるのでリストラができないだろうけど
何かしら私立の病院を見習わないといけない点があるんじゃない?


「つぶす」か「つぶさないか」の議論の前に、
まずは経費削減等、やれる事をやって欲しいと思う。