2003年の国Ⅰ官庁訪問日記「第6話」



2003年6月20日(金) 〜官庁訪問2日目〜
しまったぁ!B庁は午前9時から官庁訪問受け付けるって書いてあったのに
起きたのが8時……。あ〜あ、遅刻だよ。
ってことで、B庁についたのが午前11時。


すでに、10人くらい先客がいる。全員、まずはこの部屋に集められて
それぞれ名前を呼ばれて、1対1面接に行くというシステムらしい。
やはり、ここも実質採用面接なのか?
実際の俺の出番は、お昼をすぎてからだった。


最初の面接は、若い男性職員とのおしゃべり。
この人は、B庁の勤務内容や組織の説明を丁寧にしてくれた。
実はこの人、俺の先輩(同大学同学部同学科出身)らしい。
なかなか感じの良い人だった。
実質面接時間は、20分くらいだったかな?
面接というより、B庁の組織や業務説明だったかな。
ただ、ちらっと見えた書類に


A 是非とも採用したい
B 採用したい
C 採用してもよい
D 採用しない方がよい
E 絶対に採用してはならない


みたいな事を書かれてあった。
やはり、ここも業務説明だけじゃないなと察する。


その後、2人と面接する。
3人目の面接終了時に「また来週の水曜日に来てください。」と言われる。
ふぅ、まだ切られてわけじゃなさそうだ。
この日は、合計で3人と面接したのだが拘束時間は9時間!
おそらく、そのうち実質面接時間は1時間ぐらいだろう。
まったく、待ってる時間が暇で暇でしょうがない。
周りの受験生たちとおしゃべりして、いろいろな官庁の情報を仕入れる。
「Z省は、拘束時間12時間だよ!」とか「Y省で、即効切られた!」とか
みんなの近況といろんな情報を得る。
「また再会できるように、それぞれ頑張ろうぜ!」
とそのメンバーで約束をして、それぞれ家路に着く。


とりあえずここまでは予定通りに興味あるところ(A庁、B庁)
を訪問したけど、次の月曜日はどうしようと迷う。
2003年官庁訪問ルール

  • 業務説明期間(6月19日〜6月26日)は、二日連続、一日おき、あるいは二日おきに同一省庁を訪問できない。ただし、土日は日数にカウントしない。(同じ省庁を訪問する時は、中二日以上あけなさいということ)

を考えると、月曜日にA庁とB庁は行けないわけだし。
(もっとも、A庁は再度来る必要は無いと人事の人が言ってたしな。)
テクノロジーに興味あったのでD庁やE省にも興味あったけど
とりあえず初志貫徹でC省を訪問しようと決意。


B庁を出て、東京駅に向かう。
月曜日のC省訪問の前に、日曜日に実家の○○市役所の
採用試験があるんだよなぁ……。
しばらく、俺にお休みはなさそうだ……。(泣)


→第7話〜○○市役所1次試験〜と〜官庁訪問3日目〜に続く!