2003年の国Ⅰ官庁訪問日記「第8話」



2003年6月24日(火) 〜官庁訪問4日目〜
以前にも書いたけど
2003年官庁訪問ルール

  • 業務説明期間(6月19日〜6月26日)は、二日連続、一日おき、あるいは二日おきに同一省庁を訪問できない。ただし、土日は日数にカウントしない。(同じ省庁を訪問する時は、中二日以上あけなさいということ)

があるので、基本的に4日目は、1日目で訪問したところを
再び訪問するのがセオリーなんだけど
1日目のA庁には、再訪問の必要はないって言われているので
今日も新しいとこに行くことにする。
でも、4日目の初訪問ってのは、どうなんだろ?
「大抵どこの省庁も、もう目星はついているんじゃないのかなぁ……」
と思うんだけど、とりあえずダメもとで、この日はFに行く。


Fではまず、最初一箇所に全員集められる。
俺を入れて全部でこの日は、6人いた。
人事の人に、「今日までで、何人訪問者が来たんですか?」と聞くと、
「今日入れて10人くらいかな?」とのこと。
おまけに「いやぁ、今日は集まったなぁ!」とか言ってるし。(笑)
やはり本省じゃなく特殊なところだけに、競争率は凄まじく低い!
B庁は採用人数2人に対して、訪問者100人ぐらいだからなぁ……。(笑)
ここは、大体B庁と同じ採用人数対して、訪問者10人だよ!


そして、面接カードにいろいろ書き込む。
すると、「個別業務説明」を申し込みますか?
との欄がある。もちろん、「はい」に○を付ける。
きっとこの個別業務説明で何かあるんだろうなと、うすうす感じる。
その後、人事の課長補佐の人が出てきて、Fの業務を説明してくれた。
そして、いくつかの課の実際の業務を見せてくれた。
このF、まったく興味はなかったわけではなかったが
A庁、B庁、C省に比べるとモチベーションは低かった。
でも、よくよく話を聞いてみると、俺の興味ある◎◎関係もやってるし
結構おもしろいんじゃないかな?と思えてきた。
うんうん、なかなか穴場を見つけてしまったかもしれない。(笑)


そして元の場所に戻ってきて、課長補佐の人が
「みなさん、個別業務説明を希望されてますね。
 それでは、一人ずつこちらにいらしてください。」とのこと。
やはり、採用面接らしい。
まったくここも人事院のルール守ってないなぁ……。そして俺の出番。
課長と課長補佐との2対1面接。
「君みたいに、情報専門だったら民間の方が能力いかせるんじゃない?」
みたいな、ねちっこい質問ばかり飛んできた!
逆ギレせずに、論理的に自分の意見を主張する。最後に自己PRで、
「体には、自信があります!ちょっとやそっとの激務には負けません!」
と決め台詞を言うと
「いやぁ△▽君、必要なのは頭だよ。あ・た・ま!
 体だけ頑健でも、この職はつとまらないよ!」
とダメ出しをくらい苦笑される。
「あぁ、もうこりゃアカン!」(笑)
穴場だったF、終了!


→第9話〜官庁訪問5日目&郵政公社総合職1次試験の合格発表〜に続く!