「男らしさ・女らしさ」日本の高校生は意識希薄



(参考リンク1)
(参考リンク2)
(アンケート結果)


いやぁ、これ2週間くらい前の記事なんだけど
実際のアンケート結果を見れば見るほどおもしろいんだよ。(笑)
例えば、まずこんな質問。


「男は男らしくすべきだ。」
   日本 米国 中国 韓国
男  49.2 65.1 83.0 67.4
女  40.4 62.4 79.7 40.9
「女は女らしくすべきだ。」
   日本 米国 中国 韓国
男  38.9 61.0 75.9 61.3
女  22.5 55.5 68.0 32.3
(単位は、すべて%)


アメリカと中国は、それなりの値が出てるんじゃないかな?
特に話のネタになるようなものは、みつからない。
日本の結果の前に、韓国もおもしろい結果が出てるので、まずそこから。
韓国の場合は、男女間で「男は男らしく、女は女らしく」っていう傾向に
大きな差があることがわかる。
男女の間で、「男は男らしく、女は女らしく」が
20%も開いているのは韓国だけだ。
これだけ男女間で差が開くのは、明らかに何か原因があるはず。
一体何が原因なんだ?
そして、やっぱりおもしろいのは日本の結果だねぇ。
日本の場合は、明らかに男女間で対称がとれていない。
一言で書くと、
「男は男らしくすべきで、女は女らしくしなくても良い」
と考える人が多く、それも際立って女の子にその傾向が強く出ている。
女の子は「女は女らしく」っていうのに、
拒否反応でもあるんだろうか?(笑)
まぁ確かに、強烈にジェンダーフリーを主張する
どこかの女性大学教授もいるもんなぁ。(笑)


この結果を見て、俺が何を言いたいのかっていうと、
ひょっとして俺達日本人は、否定的に「男らしさ」や「女らしさ」を
捉えているんじゃないだろうかっていうこと。
「男だから○○。女だから○○。っていう考え方は良くないことだよ。」
って、俺達は教育されてきたような気がする。
今回のアンケート結果は、そういう日本人の否定的な性差意識を露呈し、
参考リンク2)にも書いてあるように
肯定的に「男らしさ」「女らしさ」を捉える必要があるのを
示唆しているような気がしなくもない。