ナンバーポータビリティ「やることで合意」



(参考リンク1)
(参考リンク2)


ついにやりだすかぁ……。
ナンバーポータビリティーで得するのは、どこのキャリアになるんだろう?
仮に、今導入されるならAUに有利に働くだろうなぁ……。
ただ、実際にこれが導入される頃
DOCOMOAUVodafoneがどういう状況になっているかは予測できない。
この上記3キャリアの未来予測に関しては、非常に書きたいところなのだが
膨大な行数が必要になりそうなので、また違う機会に熱く書こうと思ってる。


とりあえず、ナンバーポータビリティーが実現したらどうなるんだろうか?
ここでは、1999年にナンバーポータビリティーを導入した
香港の事例を紹介しよう。

・導入後、ほとんどの人(大体9割)がキャリアを変更
・各キャリアの利益は38%ダウン
・サービス競争が加熱。
  →あるキャリアは深夜0-6時の間は通話料無料のサービスも。
・通信方式が同じキャリア間で、同じ端末のままキャリアを変えられる。

利用者にとっては、是非とも実現して欲しいんだけど
結局行き着くところは、弱肉強食の世界になるんだろうか?
こりゃ、キャリア側はやりたくないわけだ。
利益が40%ダウンもしたら、冗談じゃなくつぶれるところも
出てくるんじゃないのか?(笑)


総務省の「携帯電話の番号ポータビリティの在り方に関する研究会」
(参考リンク)
によると、導入コストは約900億円。
とりあえず、これだけのお金をどこから出すつもりなんだろう?
ひょっとして、俺達の通話料や通信料が値上げされる事態もあるのかな?
この研究会はまだまだ審議が続くみたいなので、動向に要チェックである。