昨日の夕食会での会話の考察



昨日、いつもの中学時代の友達3人+俺で夕食会を行う。
登場人物の設定は、以下の通り。
  俺:男性、独身。今月で大学院卒業。現在実家に一時帰省中。
友達A:男性、独身。今月で大学卒業。エアロビインストラクター志望。
友達B:女性、既婚。去年結婚し、お弁当屋さんでパートをする。
友達C:女性、独身。現在OL。俺は結構かわいいと思うのだが……。


〜物語のあらすじ〜
Cは最近、同僚や友達の結婚により、自分の結婚を意識していて
現在、ちょっとジャニーズ系な彼氏を大募集中。(笑)
CとAは、合コンを計画しているが
Cは人見知りするため、ターゲットであるAの友達の**君と
上手にお話ができるかどうかが、ちょっと心配。
**君も、よくしゃべる方ではないため
AとCは、場の盛り上げ役を探していた。


〜中略〜
A:「……で、合コンはいつにする?」
C:「**君は、今週か再来週の金・土曜日しかダメなんでしょ?
    あぁ、でも私、**君としゃべれるかなぁ……。
    Bが来てくれると嬉しいんだけど……。」
B:「私が参加できるわけないじゃない!(笑)ところで、「俺」は参加しないの?」
俺:「いや、土曜日に大学に帰ろうと思ってるからさぁ……。」
C:「Bも「俺」も来てくれないとなると、微妙だよねぇ……。」
A:「どうしようか?」


俺:「ところでさぁ、この合コンでCは**君の事を
    どうしたいと思ってるわけ?」
A:「ぶっちゃけ、このまま結婚とか?」
C:「う〜ん、もし良い人だったら考えるかもしれないけどさぁ。
    でもさぁ、結婚って難しいよねぇ……。」
俺:「そうそう、結婚って好きなだけじゃ続かないんじゃない?
    一緒に生活するってことはそんなに簡単な事じゃないんだ。
    **君に固執することなく
    焦らずゆっくり考えた方がいいんじゃない?
    可能性は、**君だけじゃないだろ?」
C:「そうだねぇ……。
    でも私、今の状態じゃ男の人との出会いの場がまったくないし
    こういうところで頑張らないと
    置いてきぼりにされそうなんだよねぇ……。」
B:「私も、全然男の人と出会う場がなくてさぁ……。」
AC俺:「お゛いっ、お前は違うだろ!」(笑)


C:「もし次に私が付き合うとしたら、もう24歳だし
    やっぱり「その先」を考えるわけよ。そうすると、
    中途半端な形で男性とお付き合いなんかできないわけじゃない?」
A:「うんうん。」
C:「だから、この人でいいのかな?って思っても、
    なかなか自分で決断が下せないわけよ。」
俺:「でも、周りの友達はどんどん結婚していくわけで……」
C:「そうそう、それでまた自分が焦るんだよねぇ……。
    誰か、**君の他に良い男の人いないかな?」
俺:「Cの目の前に、一人いるじゃん?!」(自信満々な俺)
ABC:「……。」
気まずい沈黙が10秒間……。(笑)


普段、女の子のこういう話ってなかなか聞けないけど
俺が知らないだけで、出会いを求めているかわいい女の子って
意外に多いのかもしれない。
でも正直、俺にとってCは生き急いでいるように見える。
本来の結婚の目的と違って
「周りにおいていかれたくない!」という思いから
早く結婚したがっているように感じるんだよなぁ……。


でも自分が同じ立場だったらどうだろう?
「また友達が結婚して、独身は私一人。」
「職場はほとんど女性で、男の人と出会う場はほとんど無し。」
「親とか上司が、結婚はまだかとせっついてくる。」
「自分も結婚したいけど、これといって特別な男の人がいるわけでもない。」
こんな事を考えていると、Cが焦る気持ちもわからなくはない。


だって、状況が自分の望むように変化しないんだもん。


こういう結婚の話じゃなくても、多かれ少なかれ
似たような事をみんな経験してると思うんだ。
勉強しても勉強しても、志望校の偏差値に届かないとか
働けど働けど、借金が返し終わらないとか
バグを取って取って取りまくっても、Segmentation Faultが出るとか……。
これって全部、状況が自分の望むように変化しない時なんだよね。
人間、こういう時が一番苦しい時なんじゃないかな?
そう考えると、Cはかなりの精神的過負荷を背負っていそうだ。
その精神的過負荷を早く取り除きたいがために
Cは、本来の目的を摩り替えてるのではないかという気がする……。


……と、えらそうな事を書いたけど
俺も「本来の目的を摩り替える」っていう事は
ぜったいにどこかでやってそうだよなぁ。