日本一忙しい課長、お疲れ様です。



参考リンク1
参考リンク2


農林水産省の衛生管理課長、栗本まさ子さんである。
鳥インフルエンザ狂牛病と立て続けに事件が発生して
衛生管理課の仕事も倍増してるんだろうなぁ。
(倍増ですめばむしろ良いほうなのか?実際は3倍増とか4倍増?。)


昨日、どこかの新聞記事(毎日新聞だったと思うが確かではない)で
彼女の事を書いた特集があった。
その記事によると、最近は1週間の睡眠時間が10時間と書かれてあり
連日の激務がうかがえる。
いや、彼女だけではなくこの課内の職員は、全員寝不足なんだろうな。
この問題は、短期間で解決しそうにないので
そのうち倒れる職員も出てくるんじゃないかと、勝手に心配している。


しっかし、カラスまで鳥インフルエンザにかかってるんでしょ?
(参考リンク)
こりゃ、もう人間の手に負えない状況なんじゃないかな?
日本だけじゃなく海外でも、流行ってるみたいだし……。
行政の難しいところは、こういう「どうにもならない状況」でも
被害を抑えるために、何かしらの手を打たなければいけないところである。
何か手を打ったとしても、100%の安全が確保できるわけではないので
どこからか批判が出るかもしれない。
(っていうか、おそらくこの問題は、
 誰が担当したところで、無問題の解決策を提示できるとは思えない。)
あるいは、どんなに全員頑張って仕事をしても
課の職員の人数は限られているので、
単位時間あたりにこなせる仕事量は変わらない。しかしながら
「初動が遅い。」とか「その後の対応がまずいんじゃないの?」
ってな風に、言われちゃうわけだ。
いやぁ、官僚ってある意味ストレスのたまる職業だと思うよ。(笑)


でも、官僚の仕事って共通して言えるのは

  • 限られた資源(予算、人員)で、最大限国益のためになる政策を企画立案して、実現させる。

事だと俺は思ってる。
きっと、栗本まさ子衛生管理課長もできうる限りの事をやっているんだろう。
衛生管理課が通常業務モードに戻るのは、随分先だと思うが
関係職員の方々は、頑張ってください。応援してます。


ちなみに余談だが、上記新聞の記事によると、彼女の趣味は競馬らしい。
同期の職員によると、
「初任研修時に競馬新聞を読む美人ということで評判だった。」
と書かれていた。(笑)