重力レンズの焦点って?



参考リンク1
参考リンク2
高校の物理で習う物理の基本法則、「万有引力」。
〜質量のある物体間には、一定の引力が生じる〜
これが光にも当てはまり、光が直進せずにブラックホールのような大質量の
物体に引き寄せられる現象を重力レンズっていうらしいんだ。
詳しくは、参考リンク2の下の図を参照してくれ。


俺、この現象に素朴な疑問があるんだけど
当然この重力レンズには、「焦点」があるわけじゃん?
参考リンク2の下の図で言えば
右側と左側から光が直進して、大質量ブラックホールに引き寄せられて
向こう側でいずれ一点で交わるわけだよね?
ってことはさ、もしこの焦点にあたる場所に、惑星とか彗星みたいなものが
あったとすると、燃やされちゃうんじゃない?
まさに、虫眼鏡と黒紙みたいな感じでさ。(笑)
今まで重力レンズによって、燃やされた星の話とか全然聞いたことないし
ぐぐったけど、全然そういう話はなかったなぁ……。


ちなみに、本来「重力レンズ」っていうのは、もっとおもしろい事象で
遠くの球体恒星が、リング状に見えたり、
ある一つの恒星が、地球上では3つの恒星に見えたりと、なかなか興味深い。
参考リンク
そっかぁ、俺たち地球上で観測できる宇宙の姿って
絶対的な真の姿じゃない可能性もあるんだねぇ……。
空間が曲がって見えるっていうのは、こういうことか!
こういう宇宙論とか量子力学って、人間の常識を覆す結果が出てくるから
おもしろいよなぁ……。