国民年金、厚労省が調査



厚生労働省が、所得別で年金の未納率を調査したらしい。
まぁ、とりあえず結果を見てみようか。
2001年度末調査らしいんだけど、以下のようになっている。
参考リンク

年間所得(万円)    未納率(%)
100〜200     17.4
200〜300     19.0
300〜400     17.7
……
……
900〜1000    11.5
1000〜1200   12.1
1200〜1500    9.2


共同通信

これ見ればわかるように、高所得者でも
国民年金を払っていない人の割合って、結構高いなぁ……。
まぁ、それぞれの区分でのサンプル数が書かれていないので
ひょっとしたら、1000万円以上の階級には
ほとんど数がないのかもしれないが……。
しっかし、払わない人っていうのは、
「どうせ年金制度なんて、近い将来に破綻するだろ?」と思っているのかな?
ただ国民年金の目的って、「老後の収入の確保」だけではないんだよね。
病気や怪我とかで、障害者になってしまったときとか
一家の働き手を失ってしまった時の収入も国民年金からでてるんだよね。
まぁ普通の病気ならまだしも、
交通事故とか突然のアクシデントによって障害を負ってしまう可能性は、
低い確率ながらも誰にでも起こりうるわけで……。
具体的な数字を上げると、
例えば平成12年の交通事故による死亡者数は9066人。
参考リンク
当時の日本の全人口は、1億2500万人だとすると
交通事故によって死亡する確率は、約0.007%ってことか。
(100000人に7人)
ここで、怪我や障害を追う確率まで考えると
結構0.007%から跳ね上がるんじゃない?
このパーセンテージをどうとるかは、人それぞれだと思うが……。


俺なんかも、「本当に今の年金制度で大丈夫か?」
と思っているくちなのだが、納税は国民の義務でもあるし
定年退職後を考えるのなら、やっぱ払っておいた方が無難じゃないかな?
と思っている。
払わない人には、社会保障を得られないようにすることって
法律的にできるのかな?
全部、自己責任のもとで年金支払い選択制とかにすればいいのに……。
憲法25条の生存権とのかかわりもあるから
参考リンク
やっぱ無理なのか?


まぁ、この問題はいろいろと言いたいことがあるので
また後日に書く機会があるだろう……。