数学の未解決問題シリーズ②「ゴールドバッハ予想」



1995年、アメリカの数学者ワイルズによって
フェルマーの最終定理」が証明されてしまった。
これ、どういう定理かっていうと

xyzが整数で、整数n\geq3の時
x^n+y^n=z^nとなるxyzの組は存在しない。

って定理。
俺達、中学生のときに三平方の定理を習ったじゃん?
あれは、n=2の時の話で、x^2+y^2=z^2って公式だったよね。
どうも、n\geq3の時は、xyzにどんな整数を代入しても
x^n+y^n=z^nが成立することはないってことらしい。


この「フェルマーの最終定理」は、定理自体は中学3年生ぐらいでも
言わんとしているところはわかるぐらい、理解しやすいんだけど
ワイルズが証明するまで、誰も今まで証明できなかったらしいんだ。
今回のゴールドバッハ予想ってのも、
理解はできるけど、おそろしく証明が難しいって類の問題らしい。
とりあえず約250年間も、この問題は未解決のままである。
さて、ゴールドバッハ予想とは以下の予想である。

4以上のすべての偶数は2つの素数の和で表せる



そう、たったこれだけの予想なのだ。
例えば、6=3+3とか12=7+5とかね。
ただ、こういう単純な問題ほど、証明って難しいよなぁ……。(笑)
ちなみに、確かこの問題も
どこかが1億円くらいの賞金がかけられていたような気がする。
暇な人は、是非挑戦してみてはどうだろうか?
俺には、どうやって証明したらいいのか、検討もつかない……。


この問題も、証明できたら何かの役に立つのだろうか?(笑)
ちなみに、上記の「フェルマーの最終定理」ってさ
「……は、存在しない。」
っていう定理じゃん?
まさに、実世界では何の利益にもならない定理だよな。
こういう証明解くだけで、お給料がもらえるって、すげ〜良い商売だよなぁ。
俺も数学者になりたかった……。(笑)