高齢者特区ってどう?



以前の研修で、高齢化の話が出てきたんで
自分なりにいろいろ考えてみた。
とりあえず、高齢者って実はかなりの貯蓄を持っているみたいでさ。
参考リンク1
参考リンク2


日本の景気回復のためにも
何とか高齢者の方にお金を使って欲しいよね。
そのために、とりあえず何ができるんだろうか?
とりあえず今後年金がどうなるかわからないので
「万が一の場合に備えて、貯蓄しよう」っていう心理が
高齢者の中にあるんだと思うんだ。
参考リンク
どうやったら、こういう心理が切り崩せるか?
その一つの方法として、
高齢者の雇用確保があげられるんじゃないかと、俺は思ってる。
高齢者の中にも、「働きたくても働く場所が無い」
っていう人はたくさんいる。
そういう人たちが、働いて一定の収入を確保してくれれば
きっと財布のひもがゆるくなると思うんだよね。


もちろん、そのためにすでにいろんな事がやられてて
いろんな自治体が、シルバーハローワークみたいな高齢者用仕事紹介とか
会社に対して、高齢者雇用に関して補助金を出すとか、あるらしいんだけど
どこまで効果があるのか、俺的にはかなり疑問。
これだけじゃ、期待するほど効果が出ないんじゃない?
むしろ、そういうピンポイントな対処療法的政策じゃなく
「高齢労働者の雇用を生み出して
 消費を生み出す(生み出させる)システム作り」
が大事だと思うんだよね。


ってことで高齢者特区ってのは、どうよ?
その特区では、もちろん職住近接。
まず、高齢者雇用の側面から

  • 60歳(あるいは65歳)以上の老人をたくさん働かせた会社は(正社員じゃなくても、短時間労働者とかでも全然構わない)、法人税率で優遇される措置を設ける。

こういう感じで、民間会社を誘致する。
そして、この特区に高齢者を呼ぶために

さらに経済消費を促すために

  • その特区内で買い物やレジャー施設で消費したお金の額によって、家賃を安くする消費変動家賃制。(例えば特区内でその月に、何も消費しなかったら家賃10万円。5万円を消費したら、家賃を6万円にするとか)



全然議論が浅いんだけど、こういう感じで
「高齢者にとって住みやすい町」ってできないのかなぁ?
アメリカとかには、高齢者しか住んでない「シルバータウン」が
マジで存在するらしいしね。
参考リンク
もし、そういう高齢者特区が独自で採算が取れるのなら、
こういう町があってもいいんじゃない?
(そこが一番の問題になりそうだけどさ。)