目黒のとある定食屋は、こう思っている。



今日は出張ってことで、外に出てきました。
それも上司とか他の人の随伴ではなく、俺一人で。
とりあえず出張だと、まともな時間に帰れるので
俺にとっては、むしろ出張の方がありがたい。(笑)


さっき仕事が終わって、帰り道の目黒で定食屋さんに入ったんだ。
そこのお店は、大きい通りから一本脇の道に入ったところにあって
お客が10人くらいしか入れないぐらいの広さで
お世辞にも綺麗なお店じゃなかったんだけど
(でも、650円のチキンカツ定食は旨かった。(笑))
そこの店長と常連の客との会話が、めちゃくちゃおもしろかったんだ。
以下は、その一部始終


店長:「最近、調子はどうよ?」
常連:「子供も高校生になって、口聞いてくれなくなってなぁ……。」
店長:「奥さんとは?」
常連:「いや、女房とは別に今さら口聞かなくてもなぁ……。(笑)」

ここで、民主党のO沢の年金未納で
民主党代表戦に立候補しないというニュースがお店のTVに出る。

店長:「おいっ、TV見ろよ!O沢I郎も未納だってよ!」
常連:「まったくこの国の国会議員はどうなってるんだか……。」
店長:「でもよ、これで小泉は手ぶらで北朝鮮から帰れなくなったな。」
常連:「K直TもI郎O沢も、年金未納で表舞台から去るわけだしなぁ……。」
店長:「K泉首相も辞めるべきなんじゃねぇの?
    っていうか、O沢も頭良いよな。代表戦に辞退することで
    K泉を追い詰めたわけだろ?
    あいつ、ほんっとに考えることが抜け目ないなぁ……。」
常連:「抜け目ないけど、あいつの真の狙いは何なんだ?
    政治家って、何考えてるかわかんないからなぁ……。」
常連:「うんうん、確かに。ところで民主党の代表選はどうなるんだ?」
店長:「小沢もダメって事になると、若手って事になるのか?」
常連:「っちゅうと、俺のいけ好かないO田とか
    気持ち悪いEあたりかよ?!」
店長:「(笑)」
常連:「まったく、どの党に日本を任せたらいいんだかなぁ……。」
店長:「しょうがねぇよ。誰が首相になったって、一緒さ。
    ただ構造改革路線は、踏襲しないとな。」
常連:「でも公共事業が減らされて、俺の会社も危ねぇんだよ!」
店長:「そりゃ俺だって、景気が良くならないと
    売り上げが上がらなくて非常に困ってるんだよ!」

約1分間、店内の気まずい雰囲気……(笑)

常連:「みんな困ってるのは同じか……。」
店長:「まったく、これからこの国はどうなってくんだろうなぁ……。」
常連:「政治家も当てにならないし、官僚も政治家の手先だしなぁ……。」
店長:「そうそう、官僚だってさぁ……」


この辺でお店にいずらくなった俺は、お勘定してお店を出た。(笑)
あの後、お店の中で何が語られてたんだろうか?
非常に気になるところだったけど、
あえてお店を出てよかったのかもしれないな。(笑)


でも普段の彼らの日常会話で、こういう話が出てくるって事に対して
自分の事じゃないんだけど、何かちょっと嬉しかったな。
確かに、政治家や官僚の批判をしても
それが直ちに、日本の政策とかには結びつかないかもしれない。
ただ俺は、他人の批判だって構わないと思うんだ。
日本の行く末を心配してるのは、俺だって彼らだって同じだし
「今だって日本はあるべき姿ではないけれど、
 より良い明日のために、何とかしなくちゃいけない。」
っていう気持ちも、全然変わらないと思うんだよねぇ。


まぁ、いろいろと考えさせられる会話内容だったような気がする。
こういう話を、狭くて小汚い定食屋で聞けるって事に対して
(定食屋にはスマン!(笑))
俺は、すごく嬉しかった。