最適解の重要性①



突然、すごく貧乏臭い話ですまないんだけど
やっぱ198円の靴下じゃダメだね。(笑)
きちんと爪を切ってるのに、一週間でやぶれるんだもん!
今度は、298円のやつで何日もつか調べてみるか。(笑)
俺の貧乏性は、別に今に始まった事じゃないんだけど
もし298円の靴下で30日もつのなら、198円の靴下を買うよりも
明らかに1日あたりに必要になる値段は安いしなぁ……。(笑)


確かに上記の事例は、あまりにばかばかしいんだけど
僕らは日々、こういう問題に直面する。
さらなる例を出すと、マクドナルドのハンバーガーの値段設定とかか?

ハンバーガーを安くすればするほど、たくさんの個数が売れる。
だけど、ハンバーガー一個あたりの儲け金額は、低くなる。
一方、ハンバーガーを高く売れば
それほどたくさん売れないかもしれないけど
一個あたりの儲け金額は、高くなる。


それじゃハンバーガーの値段をいくらに設定すれば
会社側が一番儲かるのだろうか?



「そんなもん、やってみなくちゃわかんないんじゃない?」
って思う人もたくさんいるだろう。
確かに、そういう運まかせの側面もあるんだけど
本当に100%運だけで決まるわけじゃないんだな。
ある程度、信頼できる集客モデルとPCさえあれば
少ない労力で、かなりの儲けを出すことができる(もちろん理論的に)。
上記の例のように、効率的な有限資源の最適配分法(最適解)を求める
ための学問分野に「OR」(Operations Research)ってのがあるんだけど
近いうちに、このORの話を詳しく書こうと思う。


このORを学ぶと、「儲けを出すには、やっぱ頭が必要なんだな。」
ってのを実感するんだよなぁ……。
次回はこのORの効率的な計算法を利用して、
1200万ドルの経費を節約したアメリカのデルタ航空の話でも書くか。