理系白書'04：破れ、専門の壁 人材育成、国立大の模索
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なるほどねぇ……。
今年から大学も独法化されて、いろんな試みに挑戦してるんだねぇ……。
もちろん、こういう新しい試みがすべて成功するわけではないと思うけど
とりあえず最初の踏み出す一歩がなければ、先に進めないからなぁ。
ただ個人的に気になるのが、
どの大学の新しい試みも、基本的には
- 文理融合(幅広い教育)
- 流行分野の重点化(会社や学生のご機嫌取り)
に主眼が置かれてて、俺的にはあんまり面白くないと思うんだな。
大体最近は、「専門バカ」の言葉に代表されるように
幅広い知識や教養を持つ人を好む傾向があるように思う。
確かに偏った知識しかないと、
いろいろ社会に出てから苦労する事も多いだろう。
ただ、今まで多くの「専門バカ」が
日本の経済の下地(日本の技術)を支えていたのも、これまた事実なんだよね。
こういう世の中の流れを見ていると
あまりにも、「ゼネラリストの育成」に力を入れすぎて
多くの「スペシャリスト」の才能を見過ごしてしまう事に
多少の危惧を抱いているのは、俺だけだろうか？
もっとも確かに、スペシャリストになり得る人なんて
そんなにたくさんいるわけではないんだろうけどさ。(笑)
もし俺が文部科学省大臣だったら
とかを作らせたいけどなぁ。(笑)
これこそ、流行追随のご機嫌取り学科ばかりだよな。(笑)
