「どんどん下がるとの認識はない」 出生率で官房長官



参考リンク1
参考リンク2
ちなみに、これからの出生率予測に関して言うならば
俺は細田官房長官に賛成。
2003年の出生率の1.29から、少なくとも今後10年くらいで
近い将来に1.00を切るようには思えない。
(何かのデータに基づくわけではなく、あくまで俺の直感なんだけどさ。)


ただ、この少子化で問題なのは、出生率が1.00を切るかどうかじゃなくて
出生率が2.00を切るかどうかなんだよね。
2.00を切っていれば、間違いなく人口が減り続けるわけでしょ?
(移民とかを受け入れれば話は別なんだが)
俺らが老後を迎えるときって、一体どれだけの労働人口
日本に残っているのかを考えると、かなり不安だよな。
政府の年金改革案も
脆弱な予測の上で作られた張りぼて年金案だしねぇ……。(笑)


しっかし、将来の年金は破綻するのは、時間の問題なんだろうから
何とかして、抜本的に手を打たなければいけないんだろうけど
どうすればいいのかな?
抜本的解決には、2つの側面があると思うんだ。
1つは、財政的な側面。
つまり、どうにかして年金給付額を減らしたり
どうにかして税収を増やすって方針の解決策。
例えば

  • 移民の受け入れ
  • 年金給付額や医療保険額の大幅減
  • 年金給付スタートを70歳から

ってなことが考えられるよね?
そして、もう一つの解決方針が
どうにかして少子化に歯止めをかけるって事。
例えば

  • 子供3人以上いる家庭の様々な税率を下げる
  • 40歳以上の独身者(もちろん男も女も)からは、がっぽり税金を取る

ってところか?


いずれのスタンスで考えてみても、そんなに簡単な話じゃないし
(最後の解決案なんかは、
 こりゃペナルティーの側面が強くて
 国民の同意を得られるとは思えないけどねぇ……。(笑))
上記の解決策みたいに、政府の財政収入構造を変えるってのは、
かなり危険な賭けでもあるんだよなぁ……。


でもさぁ、
今の世の中これだけ「できちゃった結婚」って言葉が使われてるけど、
そのわりに出生率が上がらないのを意外に思ってるのは、俺だけか?(笑)
やっぱ大域的にみれば、ごく限られた世界の話なんだろうか?
その辺が不思議といえば不思議な感じがするんだけどなぁ……。