ある意味かわいそうなんだよねぇ……



学生時代のバイト先の社長の家族やその親戚と
今でも付き合いが続いているんだ。
(ちなみに俺の仕事の利益関係者ではないぜ。←一応強く書いておく(笑))
この前、社長の親戚の家に行ってきて、ベビーシッターをしてきたよ。
幼稚園児の男の子と幼稚園前の女の子を2時間ぐらい遊んできたんだけど
もう2時間でいっぱいいっぱいだな。(笑)
とりあえず、家にある新幹線のおもちゃで電車ごっこしてから
俺が馬になってお馬さんごっこ
さらに社長の事務所に行って、本棚を倒すは、洗面台から水を撒き散らすは
もうイタズラ三昧。
まったく、何であんなに子供って、体力があるんだろう?
育児ノイローゼにかかる人の気持ちが少しわかったような気がするよ。(笑)


ちなみにその家は代々続いている開業医。
俺が一緒に遊んだ子供達もおそらく将来、家を継ぐことになるんだろう。
上記の子供の他に、もう一人小学生のお姉ちゃんがいるんだけど
「一人は薬剤師、一人は医者、もう一人は外にでも出すか?」
と親達は言ってるんだよね。
生まれた時点で、この子供達のレールは敷かれちゃってるわけだ。
まぁもっとも、そのレールに乗るかどうかは、
将来の本人の選択だとは思うけどさ。
だけど、親の意志と子供の意志がシンクロしなかった時って
すごい大変なんだよねぇ……。


俺の高校時代の同級生なんかは、親が開業医だから
(その町で知らない人はいないような病院をやってたんだよね。)
「お前は将来医者になれ!」
って小さい頃からずっと言われてたけど、彼女は全然その意志はなかった。
彼女は、親と衝突しながらそのまま大学受験に突入。
無理矢理ある国立大学の医学部を受けさせられたけど、合格には至らず。
(彼女、国立大学の医学部に合格できる学力はあったんだけどね。
おそらく実際は、試験を受けなかったんじゃないのかな?)
そんで親とすったもんだがあって、東京で浪人生をやってたんだけど
浪人1年目の夏に、自殺しちゃったんだよなぁ……。
俺、当時彼女と手紙のやり取りがあったんだけど
今、この手紙を読み返してみると
「何故自分の生きたいように生きれないんだろう?」
みたいな文言が随所に出てきてるんだよね。
あれから、6年たとうとしているけど
6年たっても、なかなか考えさせられる出来事だよなぁ……。


俺は、この子供達の親ではないから何も言えないけど
個人的に、彼らの道は彼ら自身が、自らの意思で決めて欲しいと思ってる。