国家公務員の定昇廃止、実績重視に転換



参考リンク
やっとというか、ようやくというか、何でこんな当たり前の事が
今になって、ようやく決まるんだろう?


四字熟語で「信賞必罰」ってのがあるように
人事のセオリーとして、
「良好な勤務成績を残した人を賞し
 勤務成績の良くない人にペナルティーを与える。」
っていうのは、当然だと思ってたんだけど
ようやく人事院が重い腰を上げたみたい。
確かに、「公務員でいう「実績」って何だろう?」と思うと
なかなかその定義が難しいところがあるかもしれないが
当たり前のことがようやく実現されるわけか。


個人的な事を書けば、定期的な昇給廃止だけじゃなく
「降給」まで含めて欲しいんだよね。
っていうのも、ある程度まで給料もらえれば
「あとは、問題が起きないように適当にやってりゃいいよ。」
っていう人が結構いるんだよなぁ……。
公務員のやる気を引き出すためのアメとムチとして
「昇給、ボーナス、退職金に差をつける」ってのと
「降給」ってのは、あったほうが良いと思うんだ。
さらなる提案として、
「過去5年間で一度も昇給のなかった職員はクビ」とかどうよ?(笑)


でも、確かにこういう「実績・成果主義」って
公務員の職務上なじまないとも最近思い始めてるんだよね。
さっきも書いたけど、まず公務員にとっての
「実績」や「成果」とは何だろうってのが一つ。
その辺の基準をしっかり定めてあげないと
これに関しては、コメントのしようがない。
そして次に、公務員に「能率性」や「コスト論」を
基本理念として押し付けるのは、職務の性格上如何なものか?
確かに今の公務員って、
あまりに「能率」や「コスト」を意識していないと、俺も思う。
けれど、あまりにそういうことを気にすると
じっくり時間をかけて、コツコツ確実性の求められる仕事とか
そもそも「能率」や「コスト」を気にしたらやれないような仕事とか
あるいは長時間かけないと成果がでない仕事
みたいなものができなくなってしまうんじゃないか?
逆を言うと、身分や昇給(昇給って言ったって、元が安月給だけどね)
が保証されてるからこそ、じっくりコツコツ打ち込める仕事だって
たくさんあるじゃない?
例えば、

確かにこういう仕事って、なかなか難しいよね。


まぁ、でも世の中の流れには逆らえないよね。
時代にあった公務員像に沿って、俺は頑張るだけさ。
「降給」を提案しておいて、
自分がその対象にならないようにしないとね。(笑)