環境税:中環審小委「有力な追加施策」



参考リンク
この手の問題について論じる時に、何が一番難しいかって言うと
「人間のわがまま」と「環境」ってのは、
相容れないトレードオフの関係になっているって事なんだよねぇ……。


人間の環境破壊の歴史は非常に長くて、
古代文明の時代から人間は森林を消費して文明を維持してきた。
文明が滅ぶ原因は、確かに環境破壊だけが原因ではないけど
文明生活を維持するためには(食糧、森林並びに化石燃料の維持)
肥沃な土地が必要なんだよね。


かつてのたくさんの古代文明の滅亡で、
人類はヨーロッパにおいて「産業革命」の名の下、新たな文明の花を咲かせる。
しかし、それは同時にヨーロッパの土地を食いつぶす事を意味していた。
どの文明も行き着く先は「滅亡」のはず。
なぜ、「産業革命」文明は滅亡しなかったか?
人類は、何によって増大する人口や物欲を吸収したのか?
……そう、新大陸の発見である。
産業革命」文明は、新大陸の発見によって
自国の国土を食いつぶさずにすんだのである。
それは、ヨーロッパ諸国の森林被覆率を見れば一目瞭然!
イギリスの国土面積に占める森林の割合は、何と10%前後だぜ!
その他の国でも、30%なんかいってないからねぇ……。


さてさて、話を戻してこの環境税の話だけど
環境税なんか課したら、経済には逆風になりそうな感じがするんだけどなぁ……。
そもそも「環境」と「経済」の両立ってのは、
俺的にはかなり難しいと思うんだが、みんなはどう思う?
確かに地球の環境破壊が進んで、人類が危機的状況に陥るってのはわかるんだけど
その頃には人間は地球を捨てて、
環境の良い新しい星に移住してるかもしれないしねぇ……。(笑)