KDDI、「着うたフル」開始へ 対応WIN端末4機種発表〜その2〜



参考リンク(前回の〜その1〜)
さてさて、前回の〜その1〜では
「着うたフル」についていろいろ書いたけど、
その後のニュースサイトを見ていると
結構いろんなところでとりあげられていて、
この音楽配信への興味の大きさが伺える。
大体、どのニュースサイトも「レコードセールスが減るのではないか?」
と多少の懸念が書いてあるけど、俺的には
「逆にレコードセールスだけじゃなく、
 市場拡大の絶好のチャンスになり得るんだから
 レコード会社にとっては、チャンスでもあるんじゃない?」
と思うんだけどなぁ……。
大体、CCCDレーベルゲートCDが「廃止」や「縮小傾向」に進んで、
リッピングを許容していく方向にもかかわらず
参考リンク①
(参考リンク②)
どうやって、収入を増やしていくのかを考えたら
そりゃ市場を拡大するしかないでしょ?


っと、少々前置きが長くなりました。(笑)
って事で、今日は端末紹介の方を。
まずは、WIN端末じゃなくて1X端末の「talby」を。
参考リンク①
参考リンク②
もともと「talby」は、
去年5月に「ビジネスショー 2003 TOKYO」で初披露されたんだけど、
それ以来、根強い人気でついに商品化に至ったんだよね。
以前発売された「INFOBAR」や「W11K」に続く
デザインプロジェクト第三弾って事なんだけど、
際立った機能はない代わりに、その薄さとデザインに加えて
おそらく新規で1万円半ばの廉価版端末だろうから、
かなり売れそうな気がする。


さて、それじゃ次はWIN端末に行こう。
まずは、W21CA
参考リンク①
参考リンク②
AU初のフルブラウザ対応端末という事で、
非常に興味ある人もいるんじゃない?
CASIOって、カメラが非常に得意なメーカーなんだけど
CASIO端末とフルブラウザって組み合わせは思いつかなかったなぁ……。
何せAirH"で、KYOCERA端末がフルブラウザ対応のPHS端末「AH-K3001V」を
すでにリリースしているので、AUの初フルブラウザ搭載は
おそらくKYOCERA端末だろうなと思ってただけに、かなり予想外だったよ。
このW21CAは、フルブラウザ搭載以外にも
2.6インチディスプレーの
ワイドQVGA液晶(400×240pix)搭載という大きな特徴がある。
今まで2.4インチディスプレーだけでも、
「すげぇ大きいよな」と思ってたんだけど、
2.6インチって、とんでもなくでかくないか?(笑)
あと、カメラで撮影した画像がExif Print(Exif 2.2)と
セイコーエプソンのPRINT Image Matching IIIと対応して
プリンタとの相性が良くなっているし、ASF動画再生もできるし、
今回の端末で一番ハイスペックなのは間違いない。
ただ、フルブラウザを見る時のパケット代は、
定額制じゃなく従量制になるらしい。
「ちょっと待てよ!そのための定額制だろ?!」と、
突っ込みたいのは俺だけじゃないはず。(笑)


さて、次はW21T
参考リンク①
参考リンク②
AU東芝っていうと、「TV画面表示」と「BlueTooth」っていうのが
最近のスタンダードなんだけど、
今回のW21Tでもその路線を踏襲しているみたい。
新たにゲームアプリなどのTV出力も可能になったみたいだけど、
果たしてゲームアプリをTV出力したいなんて需要がどれだけあるのか、
俺的にはすごく疑問なのだが……。(笑)
さらに3D描画エンジン「T4G」が搭載されて、
3Dのレンダリング性能が向上しているみたい。
その豊富な描画能力を発揮するために
端末には、3Dレースゲーム「セガラリー 1st Stage」などが
プリセットされているらしい。
この辺は、実際に端末をいじってみて遊んでみたいところだよなぁ……。
あとは、メールのバックグラウンド受信ができるようになったみたいで、
ネットを見てたりメールを書いている最中に、
自動的に裏で受信してくれるようになったみたい。
BlueToothはというと、
画像やアドレス帳、スケジュールなどのデータの受信が可能になって
データ転送やプリンタに直接送信が可能になったみたい。
デザインも無難にまとめてるし、フロントスピーカーだし
意外に俺的には、ポイント高かったりするんだけど
残念ながらBlueToothには、あんまり興味ないんだよなぁ……。(笑)


んでもって、W22SA
参考リンク①
参考リンク②
俺的な冬WIN端末の本命は、この機種かな。
AUのFMケータイが、100万台を突破したニュースは記憶に新しいが
(参考リンク)
上記の参考リンクにも書かれているように、
今のところFMチューナが搭載されているのは、すべて三洋端末なので
他のメーカーにも早く出して欲しいところなんだけどなぁ……。
この機種の一番の特色は、「着うたフル」と「FMラジオ」の連携機能かな?
基本的にFMケータイでは、オンエア中の曲名や番組名を確認したり
その曲を「着うた」としてダウンロードできるんだけど、
ラジオを聞いている時に、「おっ?この曲いいじゃん?」と思ったら
すぐにその曲を検索してダウンロードができるって、
俺的にはかなりおいしい機能なんだよなぁ……。
あとは、別売りのUSB-WINケーブルを買えば、
USBカメラとして使えるってのが非常に興味ある。
つまりこのケーブルを買えば、
メッセンジャーとかのビデオチャットができるってことか?
それ以外でも、赤外線通信でTVやビデオのリモコン機能、
メールの読み上げ機能、バックグラウンド受信、
W21SAのカメラで英単語を読み取って意味を調べる「OCR英語辞書機能」等々、
結構いろんな機能がついているのは嬉しいんだけど、
外部メモリ非対応ってのが非常に痛い。


最後は、W22H
参考リンク①
参考リンク②
いやぁ、AU初のスライド型の携帯かぁ……。
俺的には、個人的に赤色がすごい好きだし
talbyよりもこっちのデザインの方が気になるなぁ……。
この端末の特殊機能は、W21CAと同じASF動画再生機能と
サラウンドプロセッサ「DiMAGIC Virtualizer X」搭載って事ぐらいか?
ちなみに、内部のソフトはカシオと日立の合弁会社
カシオ日立モバイルコミュニケーションズ製みたい。
いよいよ、カシオ・日立連合の本気が見えてきたか?
ただ、日立端末の人気機能だった「気配りスイッチ」が
この端末には搭載されなかったのは、どうなんだろう?
俺も前の機種が日立製だったので
気配りスイッチには随分お世話になったんだけど、
次の機種では、是非とも復活を求む!
あと、地味な注目点なんだけど、
この機種って側面にスピーカがあるんだよね?
今までの機種だと、背面かフロントにスピーカ穴があるんだけど、
こういう側面についている機種って、今まであったっけか?
「着うたフル」みたいに「音」を重視しようと思ったら、
やはり背面スピーカにはして欲しくないんだよね。
置いたときに音がこもらないようにするには、
フロントスピーカーかサイドスピーカーの方がいいのだから
今後の機種に関しても、背面スピーカーはやめて欲しいなぁ……。


さて、こうやってAUの冬モデルを見ていると
先日のVodafoneのプレリリースと違って、
参考リンク①
参考リンク②
参考リンク③
端末毎に非常に個性が出ているのがわかる。
AUの上手いところは、「全部入り」の端末を
あえて出さないところなんだよなぁ……。
各機能を、それぞれの端末に分散させて
購入者の心理を揺さぶるんだから、
ある意味ひどい商売の仕方と言えば、確かにそうなんだが……。(笑)