マツタケ増殖、実現に一歩前進 山形の研究家ら成果



参考リンク
マツタケって、シメジや舞茸みたいに
簡単に栽培できないのは広く世間に知られているところだけど、
遠くない将来、普通にその辺のスーパーで安く売られるようになるのだろうか?


俺はそんなにマツタケ食べたことがないけれど、
「味」だけでいうなら、舞茸の方が好きだけどな。
確かに、マツタケの香りはいいんだけど、
香りだけじゃお腹いっぱいにならないしな。(笑)


ところで何でマツタケの栽培が難しいのかって、みんな知ってる?
大学生の頃、農学部の友達にちらっと聞いただけで
記憶があやふやなところもあるんだけど
どうもマツタケの原料になる「マツタケ菌」は、
他の菌と共生するのが非常に難しいらしいんだよ。
ちなみにキノコって一般的に、
「菌根菌」と「腐朽菌」っていう二つの菌類に分類される。
「菌根菌」っていうのは、
生きた木に付いて相互に栄養のやり取りを行う菌で
「腐朽菌」っていうのは、
死んだ木に付いて一方的に栄養を吸収する菌なんだけど、
培養が簡単な「シメジ菌」等は腐朽菌で、
培養が難しい「マツタケ菌」は、菌根菌に分類される。
基本的に、菌根菌は生きている木と共生してるので
一般的にちゃんとした培養環境を作らなければいけないという点で
腐朽菌よりも培養コスト高くなるんだってさ。


マツタケ菌」は、他の菌類との競争力が非常に弱いらしく
栄養がたくさんあるところには、他の菌類も増殖してしまうために
逆にマツタケ菌は育たないらしい。
「シメジ菌」とかは、他の菌と一緒でも
栄養さえ与えればわりとすくすく育ってくれるらしいんだけどね。
よって、「マツタケ菌」の培養ポイントは

  • 他の菌類には効かず、「マツタケ菌」にだけ栄養付与効果のある肥料
  • マツタケ菌」だけを残して、他の菌類の成長を抑える方法
  • 綺麗な土とアカマツの自生する環境整備

って事らしい。


しっかし、キノコ類って言ってしまえば「カビ」なんだよね。(笑)
キノコ類って非常に健康には良いって言われてるけど、
何せ、こういうニュースだってあるくらいだし、
きっと紙一重なところなんだろうなぁ……。
まぁもっとも、今日の「雑談」で書いたように
俺達は普段から「劇物」を食べている事を考えれば
「カビ」なんて大したことないかもしれないけどさ。(笑)