「土曜茶論」条例で歯止め? 中学生の性交渉



参考リンク
知っている人も多いかもしれないけど、東京都で「条例」によって
中学生以下の性行為を禁止させようという動きがある。
実際に条例が制定されるかどうかはともかく、
こういう議論が出てきたっていう事自体
俺達日本人の取り巻く「性」の意識が随分変化してきたと思う。

「性は究極的にはプライベートな問題ですから、
 親といえども踏み込めない領域もある」


石原都知事

さすが都知事
この問題が「非常に難しい」と言われるところの本質を突いてるよな。
まぁ、いろいろこの条例についての賛成意見や反対意見はあるだろうけど、
俺が上記の記事を読んで感じるのは。

「愛に年齢は関係ないと思います。
 なぜ中学生はダメなんですか?」


高校2年生

っていう素朴な高校生の問いに対して

「中学生は、望まない妊娠、性病、HIV(エイズウイルス)感染といった
 性交渉の負の部分を理解していない。だから絶対にダメです」


青少年の性行動について考える委員会メンバー

の答え方が非常に高圧的な感じがして気になる。
こんな答え方されたら、余計に逆効果になるんじゃないの?
俺はすでに中学生・高校生じゃないけれど、
今の中学生や高校生だって、彼らなりの知識や経験を通して
それなりの考えはあると思うんだ。
それを全否定なんかしても、
もしろ逆に大人の言う事を聞かなくなるだけだと思うけどなぁ……。
(こういう年頃って、「ダメ!」と言われたことをしたくなるじゃない?)


確かに、こういう状況を作ってしまった大人にだって責任はある。
援助交際」、「ブルセラ」、「拉致監禁」……。
何故こんな言葉が出現したのかと言えば、
当然そういう需要が大人にはあるからなんだろうな。
もちろん、そういう事をするのは大人の中のごく一部なんだろうけど
非常に嘆かわしい限りだよな。


さて、俺の意見なんだけど、条例制定には「反対」!
もちろん中学生の性交渉を推奨なんかしないけど、
やはり人生の大切な一経験は、
何人にもよらず、自分でその通過時期を決めるべきだと思うんだよな……。
大人の身勝手な欲望に付き合わせられるのは、あってはいけない事だけど
本人が自発的に考えて好きな人とする分には
そりゃ通常の成長過程を辿っているって事じゃない?
(人によって、多少の早い遅いがあるってだけでさ)


まぁでも確かに、世の中学生にこれだけは言いたい!
「人生、生き急ぎ過ぎてもろくな事が無いぜ!
 しっかり考えて生きろよ!」


という事で、今日はかなりディープなネタになっちまったなぁ……。(笑)