京大、理学部などで07年度に「後期入試」廃止



参考リンク
一応、上記の参考リンクでは

入学後の成績を比較すると、前期と後期の合格者では差が出ている

との事だけど、そりゃそうだろうよ。
確かに東大とか京大の場合の「後期入試」って
基本的には前期で落ちた人の「再挑戦枠」みたいなもんでしょ?
前期を旧帝大以外の大学で受験して、後期で東大なんてパターンは
通常じゃ考えられないしね。


でもさぁ、逆に地方の国立大学だと
「後期入試」で入ってくる人の方が優秀なんじゃないの?
横浜大学の工学部とか信州大学の理学部なんかは、
偏差値の高い大学での前期不合格者を狙っているのか、
後期の定員が前期の定員より多いしね。
参考リンク(横浜国立大学の募集人員)
参考リンク(信州大学の募集人員)
いや、「いかに優秀な学生を入学させるか」って視点で考えれば
そういう戦略を取る大学があっても全然良いと思うんだよな。


せっかく国立大学も独立行政法人化されたんだし、
前期試験と後期試験の日程も各大学の裁量に任せれば
受験生にとってもいろんな国立大学を受験できる事になるし
メリットになると思うけどなぁ……。
まぁ、大学(の教授達)にめんどくさい作業が増えるだけだから
ずぇったいにそんな事やりたくないだろうけど、
各国立大学で試験日が分散すれば
今よりもたくさんの受験者が来るだろうから受験料の莫大な増大が見込めるし、
国立大学側もそれなりにメリットあるんじゃないの?