「飲酒運転とめなかった」遺族が妻と同僚を賠償提訴

参考リンク
そりゃ、確かに運転者が飲酒してるのを知っててその車に同乗するのは
「飲酒運転を助長する」って事で、同乗者にも責任が出てくるだろうけど
この場合は、どうなんだろうなぁ……。


とりあえず、某法律番組のようにポイントを整理しよう。(笑)

  • ①:妻と同僚は、加害者が常習的な飲酒運転者と知っていた。
  • ②:それにも関わらず、妻と同僚は飲酒運転を制止しなかった。
  • ③:被害者の遺族は「この事が飲酒運転を助長した」と主張している。

っていうか、ポイントの整理じゃなくて三段論法になっちまったな。(笑)
まぁでも、やはり①と②はまだしも
③はちょっと無理があるんじゃないのかなぁ……。
確かに論理の展開も飛躍してるっていうのもあるけれど(笑)、
いくら加害者が飲酒運転の常習者だからと言っても、
たまたま飲酒運転せずに代行を使う可能性だって無きにしも有らずでしょ?
そいつが確実に「100%」飲酒運転するっていう保証があればまだしも、
そんな事わからないからなぁ……。
ただその点を考えると、加害者が車に乗る瞬間を見てた同僚は
ひょっとしたら何らかの責任は生じるかもしれないよな。
まぁでも、やっぱり「助長した」までは言えないんじゃないかなぁ……。


確かに、被害者感情からすれば
周辺者の責任が問われないのは不公平だろうけど
正直、8100万円の損害賠償は取れたとしても、
同僚から数十万円くらいなんじゃないの?
さすがに、現場にいなかった妻からは損害賠償は取れないと思うなぁ……。