花粉:大量飛散でGDP0.6ポイント押し下げ



参考リンク
やっぱ、気候ってのは景気に多大な影響を与えるらしく
「猛暑は景気を押し上げる」とか
「暖冬は冬物製品が売れなくなる」とかってのは良く聞く話だけど、
「花粉の大量放出でGDPを押し下げる」ってのは初めて聞いたなぁ……。


基本的に、何かこういう突発的な状況が起こると
それに伴う「正の影響」と「負の影響」が出てくるはずなんだけど、
今回の場合、負の影響っていうと
上記の参考リンクにも書かれているように
花粉症の人が「外出を控える」って事とかになるんだろうな。
一方で、正の影響っていうと
ティッシュのバカ売れ」とかになるわけか?
まぁそりゃ、いくらティッシュがバカ売れしたところで
外出する方が経済的効果は上だろうな。(笑)
俺自身、花粉症じゃないので
「そこまでGDPが落ちるものなのか?」と半信半疑なんだけど、
やっぱ花粉症の人にとっては、ツライ時期なんだろうな。


ところで、参考リンク中の記事の書き方だけを読むと
「猛暑の翌年は消費にとって良い影響がなさそうだな」と、
思えるかもしれないけど、
逆に消費に良い影響が出るような事ってないんだろうか?
俺もすぐには思いつかないけど
例えば、猛暑の年は唐辛子が豊作で
その影響により翌年の1〜3月期の豚キムチ鍋の需要が増えるとか。(笑)


実際のところ、すべてを勘案した「トータルの影響」を考慮して
モデルを立てるっていうのは非常に難しいと思うんだけど、
ひょっとしてひょっとしたら、
「実は種々の影響を排除すれば結局ゼロサムなんじゃないの?」と
時々思わなくもなかったりする*1。(笑)



*1:こういう事を研究する経済学の分野も非常におもしろそうだよなぁ……