恐怖!異動の内々示!



基本的に公務員の場合、研究職でもない限りは
大体2年周期で異動があるのは周知の通り。
もちろん、1年あるいは半年で異動する場合もあるし、
3年とか4年間同じ部署にいる場合も無きにしもあらず。


特に、俺の職場は行政チックな仕事というよりは
職人チックな業務を抱えているので、
「普通の役所よりは異動のサイクルが長かったり」とか
「出戻りしてかつての部署に戻ってくる」
といったパターンが多かったりする。


さて、異動する場合は(特に転居を伴う場合)
やはりいろいろと準備があるので
うちの職場では2月終わり〜3月頭あたりに
「○○省に出向ね。」とか
「九州に転勤でいいよね?」みたいな
内々示が行われるのが通例となっている。
もちろん前もって、上司と面談があるんだけど
当然の事ながらこっちの希望が100%通るわけでもなく
いやいやながら転勤する人も少なからずいるのが現実。


ちょうど内々示通達の日に、俺の課長が出張に行ってたんだよね。
課長は出張先から、異動のある人に電話をかけることになってたので
その日は、みんなすごい敏感だったよなぁ……。
誰かの席に電話がかかると、一斉にみんながそっちの方を注目したり
「隣の課の××さんは、北海道だって!」とか
「××さんの後釜に、△△君が行くんじゃないのか?」とか
もうこの日ばかりは、ワイドショー好きのおばちゃんに負けず劣らず
他人(あるいは自分)の噂話に夢中なわけよ。(笑)


結局、課長から俺に電話がなかったので
俺は今の部署に残留って事になりました。
いやぁ、よかったよかった。
これで来年度もたくさん出張できそうだな。(笑)