「他国軍隊になぜ警護頼る」サマワ自衛隊に豪記者質問



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そりゃそうだ。普通に他国の人達にとってみれば
「何で?」と思うだろうなぁ。(笑)


今回の自衛隊イラク派兵では、
戦車砲(無反動砲)、機関銃、装輪装甲車、軽装甲機動車、等々、
過去のPKOで持っていった武器よりも全然重装化してるけれど
やはり現行憲法や法律における様々な問題から
武器を使用して良いのは、「正当防衛」や「緊急避難」の時にしかできない。
俺も何をもって「正当防衛」になるのかよくわからないんだけど
例えば、誰かが銃を持って自衛隊を狙っているのを発見したとしよう。
そいつが銃を発射する前に、こっちからそいつを狙撃するのは
「正当防衛」になるのかな?
……いやぁ、それだけじゃ「正当防衛」は難しいんじゃないか?
やっぱ、実際に相手側が
こちらに危害を加えたのを確認してからじゃないと、
こっちから攻撃はできないんだろうなぁ。


さらに、オーストラリア軍が何者かに攻撃されたとしても
この場合は自衛隊が攻撃されたわけじゃないから、
自衛隊がオーストラリア軍と共に相手へ反撃できるわけじゃないよね?
オーストラリア軍に護衛を頼んでおきながら、
「オーストラリア軍が攻撃された時に自衛隊は何もしない」ってのは
さすがに俺も「それでいいのか?!」と思ってしまう。


戦後、日本は憲法自衛隊の解釈を
その時々のご都合主義で中途半端にほったらかした。
おそらくそのツケが今になって回ってきたのだと思う。
別に俺は憲法改憲論者ではないけれど、
残念ながらこのままの現行憲法でいつまでもズルズル行ってしまうと
常に同じような問題が起こり続ける気がする。*1



*1:確かに非常にセンシティブな問題なんだろうけど、近いうちに正面から取り組まないと行けない問題と俺は思うのだが……