PTSD、脳を「壊す」 ストレスで神経新生せず



参考リンク
ストレスは「心理的」に体に良くないとは容易く想像できるけど、
脳細胞が新生しなくなるっていうのは、すごい「恐怖」だよなぁ……。(怖)


ところで、上記の参考リンクにも書いてあるけど
脳が興奮状態になる時に放出される「グルタミン酸」って、
確か、昆布とかしいたけに含まれる「旨味成分」じゃなかったっけ?
たしかこの「グルタミン酸」って、
不足すると神経系の病気になりやすくなるんだけど
摂り過ぎても神経系に害を与える物質だったような気がするなぁ……。
「ジャンクフードは美味しいけれど、体に毒である」
ってのと同じように、人間が好んで摂取しようとする物って
基本的に体に悪いんだろうなぁ……。(笑)


さて、話を元のPTSDに戻そう。
このPTSD、ここ数年で専門用語じゃなくなり一般語になってきたけど
医者の方は、すごい診断が難しいらしいんだってさ。
そもそも発生メカニズムがよくわからないので
確固たる治療法もないわけだし*1
何が原因でPTSDになったのかを調べる手立てが
患者さんの主張くらいしかないし*2
「なかなか誤診の多くなりやすい病気だ」って、
知り合いの精神科の卵が言ってたよ。
だけど少なくとも、今までの症例や研究から
PTSDが「脳」に直接の変化を与えるって事がわかってきてるらしい。
上記の参考リンクに書かれているように「脳の萎縮」だったりとか、
脳内で不快時に出るとされる「ノルアドレナリン」や
ホルモンの一種である「コルチゾール」が異常分泌されて、
脳内物質のバランスが崩れるらしい。


俺自身、いまだかつて「トラウマ」を受けた事もないので
実際にどれだけ「トラウマ」が
日常生活に影響をきたすのかわからないけど、
例えばPTSDって、100年前の人達にもあったんだろうか?
個人的には、わりと現代人特有の病なんじゃないかと俺は思うんだが……。



*1:まぁPTSDに限った事じゃなく、心の病気全般に言えるらしいが……

*2:逆に患者さんが忘れてしまっている事や、何でもないと思うことが原因の時もあるらしい