渋谷公会堂天井裏に大量アスベスト

参考リンク
これも何だかまたすごい写真だよなぁ……。
こんなにまとまった量のアスベストって初めて見たよ！


さて、このアスベスト。
断熱性や非燃性の特徴を持った天然鉱物なので
建物の材料や断熱材とかによく使用されているんだけど、
近年の研究によって、
アスベストの繊維に発ガン性物質である事が確認された。
それも数十年っていう長い潜伏期間を経て
石綿肺・肺ガン等が発病してしまうケースが多いらしい。
昔のビルや建造物にはアスベストがよく使われていたんだけど、
そういう建物を壊す際にアスベストが大気中に飛散してしまうって事で
10年前くらいに大問題になった経緯がある。


確かに天井裏だろうけど、完全に客席と仕切られているわけではなくて
「照明ライトとか壁際に隙間がある」ってわかってるんだから、
早急に処理しなきゃいけないと思うんだけどなぁ……。
大きな地震でも起きないかぎり
そんなに客席にまで落ちてくることはないかもしれないけど、
強力な発ガン性物質が直上でほったらかしにされるって
あんまり良い感じはしないよねぇ……。(笑)


そもそも、こういう大規模施設ともなれば
天井裏なんか数年に一回くらいはお掃除してるんじゃないの？
と、思っていたのだけど
画像を見る限り一回もお掃除してないっぽいねぇ……。(笑)