道庁スト回避、職員の月給10%削減決まる



参考リンク
出張で札幌に来たので、せっかくだし北海道のニュースを。
いやぁ、10%って目茶苦茶大きいぜ!
まだ係員の俺だって、10%減るのはかなり困るもん。(笑)
一応、道庁は「二年間の時限措置」と発表してるけど
三年後に元に戻るとは思えないなぁ……。


とは言うものの、確かに公務員の給与体系って
現状のように「級」の降格がまずあり得ない限りにおいて、
給料は上り続けるだけなんだよね。
個人的には、基本的に「号俸」に関しては
一年ずつ上がってもいいと思うんだけど、
「級」の「降格が無い」っていうシステムは、
如何な物かと思うんだけどなぁ。
「級」の降格時には、
お給料が10%低くなる号俸にセットされるとかいいんじゃないの?(笑)


まぁ、確かに「級」の「降格」とか
「2級上への飛び越し昇格」なんていう事を許すと
人事管理上、非常に大変にはなると思うんだけど、
公務員の世界にも「競争」があってしかるべきだと思うんだよね。
ただ、どうも組合なんかを見てると、
「横並び主義」的なところが垣間見えてしまうんだよなぁ。
(と言いつつ、俺も組合員ではあるけどさ)

考:「いただきます」って言ってますか? 「給食や外食では不要」ラジオで大論争



参考リンク
俺自身事を考えれば、
外食先で「いただきます」って言ったことはほとんど記憶に無いんだけど、
会計時には「ごちそうさま」と毎回言っている。
みなさんはどうですか?


確かに参考リンクに書かれているように。
「いただきます」の習慣の大元は宗教的行為に基づいているかもしれないけど、
普段から宗教的行為と意識していないものであれば(明らかに日常的行為ならば)
学校でやらせても問題ないんじゃないの?
給食時くらいは、「いただきます」を言わせてもいいと個人的には思ってるし、
食料自給率が低い日本の場合、食べ物をありがたさを教えるには
非常に良い行為だと思うんだけどなぁ……。


まぁでも

「食堂で『いただきます』『ごちそうさま』と言ったら、隣のおばさんに『何で』と言われた。『作っている人に感謝している』と答えたら『お金を払っているのだから、店がお客に感謝すべきだ』と言われた」との内容だ。

これも確かにその通りなんだけど、それこそ「お金至上主義」みたいで
「大量消費・大量廃棄社会」が透けてみる意見のような気もする。
まぁ、行き着くところは精神論かもしれないけれど
これもなかなか考えさせられる話だと思う。

思わず疑問に思う政治家の言動



鳩山由紀夫氏:堀江氏の衆院選出馬「民主党と体質の違い」
参考リンク1
「極めて残念」 ライブドア強制捜査で自民・武部幹事長
参考リンク2


民主党としては「強制捜査されるような人物を選挙で応援するなよ!」
っていう事を言いたいんだろうか?
だとしたら非常に違和感を覚えてしまう。
っていうのも、民主党のN議員って弁護士法違反で
最近逮捕されたんじゃなかったっけ?
明らかに、「応援した人物が強制捜査された」と「党員が逮捕された」では
後者の方が党としての責任が問われそうなもんだけどな。(笑)
もっとも、民主党だけじゃなく自民党だって
今までたくさんの逮捕者を出しているわけなんだけどねぇ。(笑)


あと、非常におもしろいのが参考リンク2の一番最後の段落。

 一方、衆院広島6区で堀江氏と議席を争った国民新党亀井静香氏は同党事務所前で「小泉改革の方向性が間違っていることがこれで明らかになった」と強調した。

これは、いくらなんでも言いすぎじゃない?(笑)
小泉さんに恨みつらみはあるだろうけど
感情的にならず、もう少し「論理的」に説明してくれよ。(笑)

ナスカ地上絵:衛星データで分布図作成へ 山形大助教授ら



参考リンク
まぁ一応学術研究って事なんだろうけど、
ナスカの地上絵の分布図作成って面白そうだよなぁ……。
仕事っていうよりは、趣味で頑張れそうな感じじゃない?!(笑)


さてこの研究では、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発して
今週の19日に打ち上げが予定されている陸域観測技術衛星
H-2Aロケット8号機(ALOS)、通称「だいち」を使用するとの事。
参考ムービー


この「だいち」、2つの光学センサーと1つの合成開口レーダー
「PRISM」「AVNIR-2」「PALSAR」を搭載した
非常に大規模な人工衛星なんだよね。
このご時世、もし打ち上げ成功しなかった場合は
いろいろとマスコミから叩かれてしまったり
JAXAの方も財政難だったりするので、
これだけ大きい人工衛星プロジェクトってのは
しばらく出てこないんじゃないかな?


さて、この「だいち」に課せられた大きな課題としては

  • 地図作成
  • 地域観測
  • 災害状況把握
  • 資源調査

等々が予定されている。
「だいち」の観測範囲は、日本だけじゃなく全世界であるので
全球地図の作成とか、世界の大規模災害把握(例:スマトラ地震,アメリカの水害)、
等々、日本人だけじゃなく外国の方からも期待されているらしい。
もちろん、他の人工衛星なんかに比べると非常に撮影コストが安いために
物価の安い国の人にとっては、非常にありがたいんじゃないかな。


是非とも、打ち上げに成功して欲しいものである。

教職員削減は「自然減」で…文科省抵抗、政府方針後退



参考リンク
俺は普段から「教育は国の百年の計だ!」と思っているけれど
さすがにこれは賛成できない。(怒)
文部科学省は、何を甘ったれた事を言っているのか?!


確かに、教職員の数の確保は大事だと思うよ。
何をするにも人員と予算はそりゃ必要なのは間違いない。
だけど、小泉さんの言う「小さい政府」ってのは
ただ単純に「とにかく人員削減をしろ」と言っているのではなく
公務員にも「効率性」を求めているものなんでしょ?
文部科学省が「自然減」だけに頼るのは、
多少の人員削減効果はあるかもしれないけど
果たして「効率性」の追求ができるのかな?


もし「効率性」を追求するのであれば
自然減だけに頼るのは間違っていると、個人的に思うんだ。
教職員の中でも、給料の分だけ働いていない人を
リストラする必要があると皆様も思いません?
(これは教職員だけじゃなく、公務員全体に言える事だけどさ)


確かに、百歩譲って「純減」できないとしても、
給料の分だけ働いていない人をリストラして
その分で優秀な人を雇うって事くらい踏み込んで欲しいよなぁ……。


その上で、「人材確保法」の廃止は
公務員全体の人件費抑制の面から当然だと思う。
参考リンク
確かに教職員の場合だと
生徒の部活動等で休日出勤もあるだろうけどね。
俺個人的には、土日の部活動なんて
廃止してもいいと思うんだけどなぁ……。

絵本で「北方領土」学ぶ 根室の小学校



参考リンク
短い記事ではあるけれど、いろいろと重要な事を示唆する内容だよね。

語り手:「北方領土はどこの国だと思いますか」
小学生:「外国!」

思わずこのやりとりに、いろいろと考えさせられる。
多分、根室の小学生じゃなく
東京の小学生も同じような事を言うんじゃないのかな?
(あるいは、そもそも北方領土なんて言葉を知らないか?(笑))


さてさて、先月プーチン大統領の訪日があったけれど
結局、北方領土に関しては何も進展せず。
それどころか、北方領土がロシア主権下にあることを前提に
歯舞と色丹2島の引き渡し交渉を始めようと、下交渉が行われたとの事。
当然こんな条件、日本政府が納得するはずもなく
今や北方領土問題は完全な袋小路にはまっている状態……。
(最近の北方領土問題の変遷はここ。)


いずれにしても、根室や北海道東端に住んでいれば天気の良い日は
歯舞諸島国後島が見えるらしい。
根室からわずか30〜40km先で船を使ってすぐに行けて、
祖父母や曽祖父母がかつて住んでいて先祖の墓地もある場所なのにねぇ。
まぁロシアの場合、領土でもめているのは北方領土だけじゃなく
チェチェンや中国との問題もあるので
北方領土だけ特別扱いできるわけでもないだろうけど、
いつの日か日本の小学生全員が

語り手:「北方領土はどこの国だと思いますか」
小学生:「日本!」

と、何も問題なく当然のように言える日が来ればいいのだが。

国勢調査など官民競争入札、総務相が検討を指示



参考リンク
う〜ん、国勢調査も民間がやる時代になるのかぁ……。
まぁ竹中大臣も「官から民へ」を唱える最右翼者だもんなぁ。(笑)


ただ実際問題、公務員の純減目標達成のために
不必要な事務事業を大胆に整理するって事で
「農林統計」「食糧管理」「北海道開発」の3部署がやり玉に挙げられてるので
この話が出てきたのも、ある意味必然なのかもしれない。


さて、参考リンクを見て非常に気になる記述があるんだよね。

 ただ、国勢調査では、個人情報保護法の全面施行などによるプライバシー意識の高まりから、居住者が回答を拒む例も増えているため、各省庁では統計調査の民間開放に関し、「住民の警戒感が強まり、回収率が落ちるのでは」と懸念する声が出ている。市場化テストを推進する経済財政諮問会議は省庁側に、「省庁のバッジを民間業者に貸すなど、工夫次第で何とかなる」と説明しているが、今後の協議でも論点となりそうだ。

これ、各省庁側の言い分も経済財政諮問会議側の言い分も
かなりひっかかるところがあるんだよね。


まずは、各省庁側なんだけど
仮に統計調査を民間に解放した場合、
「国が直接やるのであれば国勢調査の回答を提出するけれど
 民間がやるのであれば提出しないよ」
っていう人がどれだけいるんだろうっていう事だね。
国民がどう思うかは別問題だけど、
大体現行制度の場合でも
公務員が直接一軒一軒家を回って国勢調査の回答を回収してるわけじゃなく
嘱託の人に回収させてるんだから、
個人情報保護のリスクなんて民間に解放したところで
そんなに変わらないんじゃないの?
それに、現行制度で行われた前回の国勢調査の回収率が散々だったんだから
民間解放に対していちゃもんつける前に
回収率を上げる手段を考えて欲しいよなぁ……。
「国政選挙を義務化してその時一緒に国勢調査させる」
とか、できないもんなのかなぁ……。
(いやぁ、やはりできないんだろうなぁ)


経済財政諮問会議側も
何だか当たり前の事を言ってるだけなので、いかがなものかと思う。
国勢調査ってのは国の事業なんだから、
受注する民間業者の回収員が、省庁のバッチをつけたりとか
何かしら「国の事業です」みたいなシンボルは付けるのが当然じゃないの?
まぁ果たしてそれだけで、回収率が上がるかどうかってのは
非常に疑問が残るところではあるけどねぇ……。


いずれにしても、国勢調査の個人情報をめぐって
前回の国勢調査回収時には、偽の回収員が出たくらいだから
その辺もしっかり考えないといけないよね。
きっと、回収員が省庁のバッチなんか持っていても
一般の人なんか偽のバッチ見せられても
本物のバッチの方を知らないんだから、
きっと騙される人も出てくると思うなぁ……。