2003年の国Ⅰ官庁訪問日記「最終話」



2003年7月1日(月)&7月2日(火)〜待ち人来ず〜
A庁:7月4日採用面接
B庁:連絡待ち
C省:連絡待ち
 F:連絡待ち
まったくすることがないのである。(笑)
この時期に暇っていうのは、かなりまずいような気がするのだが……。
一体、みんなはどうしてるんだろう?
やっぱり毎日、どこかの官庁に行っているもんなんだろうか?


そろそろこの時期になると、「ひょっとして無内定になるのか?」と
悪い方向悪い方向に考えてしまう。
最後の砦は、A庁になってしまうのだろうか?
何でB庁とC省からは、連絡が来ないんだろうか?
Fは、俺のことを切ったんだろうか?
あぁ、もう本当に胸が痛い……。
どこからも内定がもらえなかったら
中央線に飛び込もうかと本気で考え始める。(笑)


2003年7月3日(火)〜最後の大逆転〜
明日は内々定解禁日。B庁、C省、Fからは結局連絡が来ていない。
A庁も、おそらく7月4日に内々定を出すわけではないのだろう。
だって、一度もまだ個人面接してないわけだし。いずれにしても
「明日はもうA庁しかないな……」と思い始めていたのだが、突然の電話。
あまり詳しくかけないのだが、あるところから
「今から、採用面接を受けに来い!」とのこと。


この面接の中身はちょっと書けないのだが、一言で言ってしまえば
「明日、また来てくれ。」
との事を言い渡された。
そう、明日は内々定解禁日。
まさかの2アウトから逆転サヨナラ満塁ホームランである。


2003年7月4日(水)〜フィナーレ〜
かなり偉い人と面接を行う。
普通に国家公務員の志望動機とか、一般的な事を聞かれただけ。
面接終了後、「内々定です。」と言い渡される。


えっ、これでもう全部終わったわけ?
っていうか、本当に内々定をもらったんだよな?
まさか、ここで「ごめんなさい、全部ドッキリです!」
なんてオチがあるんじゃないだろうな?
と、周りをキョロキョロ見渡し、挙動不審の俺。(笑)
いや、本当に内々定だったらしい。


ということで、ここで俺の官庁訪問日記(就職活動日記)は終わる。
今まで、稚拙な文章に付き合ってくれて、どうもありがとね。
次回は番外編として、内々定の「その後」を書こうと思っています。


→第15話〜番外編〜に続く!